
はじめに|転職活動は準備でほぼ決まる
「今の会社にずっといるのは違う気がする。」 「もっと自分に合う場所があるはず。」
そう思って転職サイトを眺め始めると、魅力的な求人がたくさん目に飛び込んでくる。
ありすぎて逆に困るくらいだ。
今の時代、転職エージェントを活用すれば、効率よく案件を紹介してもらうことも可能だし、働きながらなら個人的にはおすすめ。
しかし、何も軸がないまま活動を始めてしまうと、高確率で「迷走」します。
求人の条件だけを見比べ始めると、「もっと年収が高いところがあるかも」「こっちの福利厚生の方が良さそう」とキリが無くなるんだ。
自分の中に基準がないため、相談するエージェント側も「この人は結局、何を求めているんだろう?」と困惑し、
ミスマッチな提案が増えてしまうこともしばしば。
こうなったらエージェントではなく、あなたが悪い。
逆に言えば軸さえしっかり持っていれば「このエージェントは違うな」と先行で見えて判断できるはず。
転職活動の成否は、応募ボタンを押す前の「準備」で9割決まる。
これは決して大げさな表現ではないんだ。「求人を探すこと」って意外と楽しいからこれに時間を費やしがちだが、
まずは会社を見るのではなく、「自分自身を見つめなおす」時間を作ってみてほしいんだ。
この記事では、あなたのキャリアを失敗させないための具体的なステップを紹介させてほしい。
転職活動を始める前に、「本当に転職しないとダメ?」という問いを考えてほしい。
↓で具体的な問いを書いたからぜひ見てみてね。
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転職を考える前に。今の職場は本当に「ダメ」?
その「違和感」の正体を突き止める 希望をもって就職したけど「なんとなく」合わない。。? 「なんとなく、この会社じゃない気がする」「今の仕事を定年まで続けられるのか。。?」 入社して数年。仕事の流れも覚 ...

2. まず転職活動でやるべきは「キャリアの棚卸し」
自分の“持ち札”をテーブルに並べてみる
転職準備の第一歩は、これまで自分が歩んできた道を整理する「キャリアの棚卸し」です。
ここで多くの人が「自分には自慢できるような実績なんてないし……」と手が止まってしまいますが、心配いりません。
棚卸しの目的は、キラキラした実績を作ることではなく、「どんな状況で、どう動く人間なのか」を客観視することにあります。
そしてそれは選考が進んで面接になった際のやり取りに使えるネタになるから絶対にやっておいたほうがいいんだ
「営業で売上1位」という結果はあまり大事ではない。
大事なのは「顧客の不満を丁寧にヒアリングして解約を防いだ」という経験なんだ。
それが実質的なあなたのスキルにつながる。
自分の過去を細かく分解していくと、当たり前だと思っていたことが、
実は「強み」だったり「自分が苦に感じない得意分野」だったりすることに気づける。
この材料を整えることで、魅力的な職務経歴書や、面接で自分の価値を伝えることもできたりするんだ。
何がともあれ、自分の過去を整理しないと次にどこへ行きたいかも見えてこない。
まずは真っさらなノートに、日々の業務で「これ日常的に意識して取り組んでるな」と思う行動を書き出してみてほしい。

3.「自己分析」をして軸を定める
「どう働きたいか」を冷静に分析する
棚卸しで「自分ができること、意識してること」が見えたら、次は「何を大事にしたいか」を深掘りする「自己分析」が必要だ。
スキルの整理は、客観的なステータスでしかない。
究極的に大事なのはあくまでも自身の満足度であり、それを決めるのは自分を知ることでしかないんだ。
もし自身を振り返らず、「転職軸」がないまま求人を探すと、年収やリモートの有無といった「表面的な条件」だけに流される。
実際業務内容は似たようなものなのに、福利厚生や年収が全然違うものもあったりして、僕も心に迷いが出た。
軸がないと、入社してから「給料は上がったけど、この働き方はしんどい」や「やりたいことと違った」と後悔し、
またすぐに転職活動を繰り返すことになりかねない。
以下の観点で、自身の本音を探ってみてほしい。
転職活動は、「転職すること」が目的ではない、「どう働きたいか」を言語化するプロセスなんだ。
「リモートワークができるから」という理由だけで選ぶのではなく、
「なぜ、リモートワークがいいのか、どの程度だったら許せるか」といった具合に、
条件の裏側にある自分の価値観をはっきりさせるとより自身の理解につながる。迷走を防ぐためには地道にやっていくしかないんだ。

4.第2新卒~若手転職ならSPI対策が地味に必要
準備不足で足切りされるのは、もったいない
意外と見落としがちなのが、SPIやWebテストなどの筆記対策。 特に20代の「第2新卒」や「ポテンシャル」枠での転職を目指す場合、
新卒採用と同じような選考フローを組んでいる企業が少なくないし、肌感6割くらいは僕も受験した。
「仕事も忙しいし、一般常識くらいならなんとかなるだろう」という油断は禁物。
特に人気企業や大手企業ほど、筆記試験の結果で機械的に足切りを行う傾向があるんだ。
新卒での就活では冊子を手に取って熱心に取り組んだ人も多いと思う。
ただ、中途はそこまでする必要はない。
今時Webにたくさんソースはあるので
勘を取り戻す程度に通勤時間にやってみるのはいかがだろうか。

5.最後に|転職エージェントは「相談相手」として使う
準備があれば、エージェントの力は無限大
ここまで準備が整って初めて、転職エージェントに相談することをおすすめする。
準備をした状態でエージェントと話すと、驚くほどスムーズに、建設的にが話が進むからだ。
実際僕は二人三脚をしているがごとく、とんとん拍子でうまく進められたんだ。
自分の中に「キャリアの棚卸し」と「自己分析」による軸があれば、
提案された求人に対して「これは私の軸に合っている」「これは条件はいいけど、やりたいこととは違う」と、
瞬時に取捨選択ができるからです。
エージェント側も、軸がはっきりしている求職者には、より精度の高い、あなたの「核心」を突いた案件を提案しやすくなるんだ。
転職活動は、「求人を探すこと」ではなく、「自分がどう働きたいかを整理すること」から始まる
まずはペンを手に取って、自分自身の棚卸しから始めてみてみない?
その一歩が、数ヶ月後のあなたが「あの時準備しておいて本当によかった」と笑える未来に繋がってくれる。