
最近僕は転職活動をして、無事内定を得られた。条件も今の所よりいいところで働ける予定、後は人間関係ガチャ次第。
僕の転職活動は某転職エージェントを利用させてもらって進めていたんだが、エージェントだけでなく、
今回は転職活動において生成AIの力をまざまざと見せつけられたので紹介したい。ちなみに現代でも新卒カードはめちゃくちゃ大事。
僕が実践した生成AI活用法

職務経歴書の作成を手伝ってもらう
転職活動をするにおいて個人的に最も高いハードルと思うのが職務経歴書と履歴書を作成することだと思ってる。
履歴書は今の時代80%WEBでの記入で問題ないからまだ楽。職務経歴書が最初で最大の関門。
なぜハードルが高いと思うのか。大きな理由は企業がこの職務経歴書と履歴書を見て次の選考に進めるかを決定する。
つまり、このクオリティの差が今後の転職活動にダイレクトに影響することなんだ。

書きたいテーマと材料を与えて、出てきたものを添削してあげる
そんな重要な作業にも関わらず、エージェントから与えられた時間は「3日後くらいに出してもらえますか?」、、、「まじか。」
幸いにも職歴の棚卸自体はしていた。が当時の状況は材料はあるが部屋が散らかっている「あれもこれも書きたい」状態だったんだ。
そんな時に活躍したのが生成AIくん。自己PRや職歴、苦労した点などのお題を投げつつ、自分が書きたいPRの材料を教えてあげる。
後は「400文字くらいで書いてちょーよ」っていうだけで60点くらいの原稿が出来ちゃうわけ。すごすぎ。
あとはAIが作ったアメリカチックな文章を先生になった気分で直してあげよう。気づいたら80点の文章出来ちゃってる。

嘘はかいちゃだめ。ぜったい。
ここで絶対やってはいけないことは当たり前だけど「嘘を書くこと」。本当におすすめしない。
AIちゃんの能力が高すぎるので嘘を書いても書類選考が通ってしまうだろう。でも面接と筆記試験で絶対にばれる。
企業の担当者は歴戦の転職志望者を切り落としている猛者だ。書類に書いてあることが本当かどうかあらゆる角度で聞いてくる。
「どんなことで気分転換してますか?」の質問で今までの経歴の厚みを探ってくるから。これまじ。
それに関わらず、採用側も人件費や転職サイトの掲載代を払ってかつ、ミスマッチが無いよう真剣に考えてくれている。
嘘を書くことは単純な当落だけでなくお互いの貴重な時間をお金を奪う行為だから絶対やめようね。ほんとに。
面接の想定質問の回答の相談役
そんなこんなで書類を書き上げ、企業に応募すると何個か選考を通過するだろう。
そこで次のハードルになるのが「面接対策」だ。僕もこれは苦手。
何を聞かれるかわからない中でも聞いてくる質問に対し的確に答えないといけないと思うと、今でもいやな汗がでちゃう。
そんななか我々志望者ができることは想定しうる質問に対し深堀して対策するくらいしかない。そんな時にAI先生が役に立つわけだ。

苦手な質問ほどAIにぶつけてあげる
みんなは苦手な質問はないだろうか。僕はある、「趣味は何ですか?」と「あなたの挫折経験は何ですか?」だ。
趣味=貯金の人間にとって話すことなどないし、挫折経験はあるがなんだかんだまだそこから抜け出せてはいない。
一方でこういった類の質問に限って備えたほうがいい質問集に入っているもんなんだよな(涙)
そんな時に助けてくれたのがGemini君だった。
「就活してて、挫折経験の質問が答えられなくて苦手なんだよね」と言えばメンターになってくれる。
僕はそれに対して悩みをぶつけるだけでいい。そうするといつの間にか違う視点からものを見られるようになるって算段。

企業研究
この辺は新卒の時にもやってるはずだから言わずもがなかもしれないが、企業研究はまさに「きほんのき」なんだ。
とはいっても転職というのは学生の時とは違って本当に時間がない。
作業できる時間と言えば出勤までの朝か、仕事終わりの時間しかないんだ。
食事や趣味に充てる時間を考えると残された時間は本当にごくわずかしかないことがわかるだろう。
企業レポートも書いてくれるし、いつでも見直すことが出来る
AIを使えばざっくりとした企業情報を教えてくれるし、最大のメリットはそのテキストを残せることなんだ。
企業研究は、せっかく調べてもメモの時系列がめちゃくちゃすぎて見直したときによくわからない字面がネック。
生成AIを使うことで研究だけでなく見やすいレポートを作ってくれる。そのレポートを通勤中に見ることで時間を無駄にすることなく
調べ上げることがミソ。
面接のFB※WEB面接に限る

面接は転職においては切っては切り離せない選考になる。履歴書不要の求人はあっても面接不要の選考はないわけで。
それに2回以上面接があれば1回目の面接内容は絶対に覚えておいたほうがいいんだ。
理由はシンプルで「意欲を示せる」ということ、「同じ質問を2度しないため」ということ。
ただ転職は1社だけすることはないし、面接中は超緊張してる。内容を覚えていてもせいぜい2割くらいというのが何とももどかしい。
前回面接時のFBをもらえるし、印象も聞ける

今から書くのはWEB面接に限るが、なんとAIを駆使することで面接のフィードバックをもらうことが出来てしまう。
方法は簡単で、「ウェブ面接を音声録音する→文字起こし→生成AIに食べさせる」だけ。
文字起こしは想像よりも正確性が高いのでその点は懸念する必要はないと思う。生成AIに食べさせたあとは聞きたいことを聞くだけ。
面接官と私も文字なのに勝手に仕分けしてくれるから気軽に客観的な振り返りができるからマジでこれはおすすめ。
まとめ
転職はしたいとは思わなくても求人は常に見ておいたほうがいいと思う派だ。たとえ今はいい職場でも明日異動を告げられ、
異動先もいいとは決して言えないし、評価もいつまでも正当とは限らない。
であれば常に逃げ道を見つけ出しておくうえで自分の市場価値を確かめるのは絶対に必要な行為なんだ。
転職活動するならAIを使え
もしあなたが転職を決意したならAIは絶対に使ったほうがいい。企業は1時間程度で求職者の合否を決めないといけないからだ。
AとBという求職者がいる。AはBより優秀な志望者だが、面接で印象が良かったのはBだったとする。
企業はどちらを取るだろうか。結果は面接官次第という元も子もない話になるが、逆に言えば面接の印象次第でBにもチャンスがあるんだ。
あなたはもしかしたら今後Bさんになるかもしれない。受かりたいと思う企業があったならベストを尽くさないといけない。
チャンスのあるBさんになりたいなら今すぐAIを活用してほしい。現代のみなさんならすでにお使いなのかもしれないが。。